京都市北区 鞍馬口 OSTEOPATHY and PILATES RK(オステオパシー&ピラティスアルケー)
爲澤健太です。
前回、前々回のブログで身体の基準を持つことが健康につながるということをお伝えしてきました。
今日はもう少し健康について掘り下げたいと思います。
WHOは健康は単に病気でないことではないと言っています。
病気でないから健康だ!ということではないよってことですよね。
では健康とは何でしょうか?
オステオパシーとピラティスでは、Body(身体)・Mind(心)・Spirit(精神)のバランスが重要と考えています。
でもこれではなかなかイメージが付きにくいのではないでしょうか?
ここからは僕自身の考えですが、「健康は○○という状態」というのではなく、
時間やお金と同じように、健康の総量があって、何にどれだけ使うか配分を決めるものではないかと考えています。
ピザを食べるとき、僕は食べるという時間を消費し、お金を消費し、健康を消費します。
持っている健康を支払ってピザを食べるわけです。
僕はピザを食べて身体が怠くなるわけなので、
この場合、身体の健康を切り売りしてます。
でもその分、おいしさや楽しい時間を過ごすので、心や精神の健康は満たされます。
身体が払った健康が、心と精神が得た健康を上回ると、
身体がしんどくなるだけですね。
これではマイナスです。
でも心と精神が得た健康が、身体が払った健康を上回った場合は、
健康の総量が増えるので、身体に悪いと思っていても、
実際マイナスではないわけです。
心と精神の健康が得た分を、身体に回すことが出来れば、
しっかりとバランスをとることができます。
ここで思うのは健康の総量をどう増やすかも大事ですが、
健康をどう使うか、またはどんな気持ちで使うのか
が大事なんじゃないか?ということです。
何か行動するとき、どうしても身体を使うことが多いので、身体の健康を使います。その時、心や精神も「こんなことしたくないのに...」と思いながらやってると、かなり健康の総量が減りますよね。
でも趣味なんかで身体を使うときは、疲れたと思っていても、どこか心地よさがあったり、
充実感があったりするのではないでしょうか?
それがまた疲れた体を回復してくれます。
そうやって、身体・心・精神はバランスをとってくれています。
どんな気持ちでそれをするか。
他人の意見や考えではなく、これも自分自身の基準(価値観)です。
自分の健康の総量を自分の基準で感じ、何に使うかを自分の価値観で判断し、行動する。
その姿勢が健康的な生き方なんじゃないかと、僕は考えています。
書きたいことはまだあるのですが、長くなりそうなので今日はこのあたりにしておきます!