京都市北区 鞍馬口 OSTEOPATHY and PILATES RK(オステオパシー&ピラティス アルケー)
爲澤健太です。
昨日、アーシングピラティスを開催しました。
一緒に動いて思ったことを少しだけ書こうと思います。
アーシングピラティスと普段のピラティスの大きな違いは、
やはり外で身体を動かすということです。
地面は平らではなく、でこぼこしていたり、
斜めになっていたりします。
この状態で前後に足を広げて立っているだけでも、とても不安定になり、
ただバランスをとっているだけでもかなり神経をすり減らします。
そこから背骨をひとつひとつ曲げていったり、
頭と坐骨をできるだけ遠くに持っていくように動かしたりと、
いろいろな動きを要求されます。
その動きに集中したくても、
まずはバランスを安定させない事には、
動きどころではありません。
(転んでしまうと、主催者としては恥ずかしいので💦)
まずはバランスを確保した上で、
動きが入りますが、なかなか普段のピラティスで
やっているようなイメージでは動けません。
安定することに意識の何パーセントかがとられてしまっているので、
100%動きに集中することができないんですね。
でも考えてみると、
日常生活では、バランスをとりながら身体を動かしたり、
何か他のことに気を取られながら身体を動かすことがほとんどだと思います。
このとき、
イメージして身体を動かしているかのか。
イメージ通り身体を動かせているのか。
こんなことを頭に浮かべるだけでもかなり良い運動になると思います。
腰痛にはこの運動。
肩凝りにはこんな運動。
といったように、
世の中にはハウツーのような体操が溢れかえっています。
話は変わりますが、
昨日テレビで、林修先生が
「子ども時代に英語を教えるよりも、
いつでも英語ができるようになるためのスペックをあげておくべき」
というようなことを仰っていました。
身体も同じで、
腰痛に対処するよりも、
身体のスペックをあげて、
腰痛だけでなく、他の病気にもかからないよう、身体の機能を高めるべきだと思います。
話を元に戻します(;´・ω・)
ピラティスはセッション中にだけ行うのではないはず。
日常生活の不安定な足場、バランスのなかでも、
自分が思い描く動きができているか。
それだけ意識してみても、
動きが改善して身体の機能が高まる。
そんなことを考えさせられたアーシングピラティスでした。